アプロ−チの距離と時間を比較すると、条件的に大きな差異があるとは思えないが、『劇場エリア』方面へシ−ズン中はアイスクライマ−が集まるのと比べると、こちらのエリアに入谷する人は少ない。
小さな氷瀑を乗り越えると傾斜の緩い、岩盤ルンゼが待ち受けている。
最近も氷結・状態が悪い。以前にはトップの通過でさえ薄いベルグラが足元に残らないような微妙なクライミングを要求され、当然ながら後続者にはアックスのピックを打ち込む・引っ掛ける氷面も足を置ける氷も残っていないようなコンディションさえあった。無論・段差を越えてからの、このルンゼ部ではプロテクションは得られないので、アイゼンのスパイク部は絶対に尖らせておかなければ、スリップの危険性は高い。
下流部エリアは小氷瀑が多いので、初心者の練習目的
やシ−ズン中の、各種・用具類の試用に適した環境。
アプロ−チも短く、下流域・範囲の小沢状態の奥に発達する
氷瀑や小規模だが『氷柱』は、格好のトレ−ニング環境を提供してくれる。湿雪は気温が、低下後に安定する場合も多くて歩行には労力が要求されるが、大規模な『雪崩』は、予測しやすい。
使用『場所』を選ぶ目・能力が必要。
90年代、以前から関東の仲間や友人達に関西にも本物の『スタンディング・タイプ』の氷柱ル−トが、あるよ。と言い張っていたが・・・中々、信用はされなかった。そう言う時には、この写真を含めて私のコレクション・フォトを送りつけてやった。

関西でさえ、このタイプで、このスケ−ルが意外と身近な環境にあるのを知らない人達が多い。
          個人的には、勿体無いと思っていました。
Ph−MCS File 『大峰』
冬季用ワンピ−ス・ス−ツをアイス・クライミング時に愛用していた頃です。

最近は、より軽量で動きやすいタイプが簡単に入手できるのとスポンサ−からの提供品を着用するのでこのタイプを着用する事は無くなった。
90年代でも、珍しいウェア−の種類でした。
稜線まで、どうしてもワンデイ・クライム。次の機会にはビバ−ク無での本当の『ワンディ・クライム』で、快適・快速クライミングで2本を継続してから、稜線・経由で小屋での余韻ビ−ルを楽しみたい。
快速クライミングの為の能力が50歳となって、かなり怪しくなって来て『余韻の小屋ビ−ル』が、快適・雪中
ビバ−クに向き始めたが、稜線までの考え方は捨てられない。しかし、氷柱・氷瀑を抜け出てからの湿雪ラッセル克服は、八や荒川よりも正直シンドイ。
『秘密は、まだ明かさない』
狭い範囲に本格的で、特徴的なラインを自由に選べるので、数年間、集中して通うだけの価値を発見していた。アプロ−チで、更に素晴らしいエリアを目にする事も、可能だが、その発見の為には幾つかの条件が必要となる。まず、晴天時に入渓していないと、その素晴らしい光景に出会えない。グットラック

2006年・2007年そして2008年の2月に中々、良い状態でアイスクライマ−を迎えてくれた。
仲間達からの報告は、記録を公表していない。
稜線まで、この範囲の沢筋を利用すると『ガイド講習』には、関西では中々、体験できない総合的な練習課題を利用出来て、初期の『アイスクライミング』環境の、探査と挑戦期間後には、八ケ岳での企画と、御在所岳でのプログラムの間に、3月初旬まで頻繁に利用していた時期があったが、温暖化が加速し最近では2月の下旬に谷中でさえも、早い春の訪れを感じてしまう。上部の雪の広いルンゼ部分では、その春の陽気で引き起こされる『雪崩』の、危険性が、かってないほど増え出して来たので、以前の様な使用には適さなくなったのかも知れない。

アプロ−チ途中から、散見・遠望できる、氷瀑の幾つかは88年と91年ごろに、関東の友人達と偵察に入り一部のラインに挑戦した。同じ時期に(某TV)番組、担当者と企画関係での下見で、再訪して次ぎの『課題』となるであろう『ライン』も設定していたが、位置する標高と氷柱の形成場所の問題で、年々と状態は悪化。

最初に取り付きで、見上げたような素晴らしい『状態・環境』を、再び利用できるには、かなり寒気の継続期間が必要だ。アプロ−チは、かなり簡単な部類に入るが数度の台風被害で、倒木量は増加中。古い、山仕事・ソマミチも現在では、殆ど消えてしまい踏み後さえも見えない。大量の降雪直後には落雪の危険性が高い。幾つか他・周辺エリアより厄介な問題はあるが、吉岡小屋の先、堰堤を越えた辺りの河原にベ−スを設置後に、集中的に課題に取り組めば、素晴らしい体験が待っていそうだ。
今年、一人で数日、入る予定