1・5mから3m範囲の『固定ケ−ブル』の間を
岩壁に、しっかりと打ち込まれた各種・支点
に守られて移動する『スポ−ツ・コ−ス』とは
異なり、古典的な『コ−ス』にはクライミング
要素の実際に岩場をフリ−クライミングで登る
技術が必要な場合もある。

基本的には固定(フイックス)されたワイヤ-
やコ−ディング・ケ−ブル・鉄杭やラダ-状態
に固定されたステップを前進の為に、積極的に
足場・ホ−ルドと、するが、古典的なコ−スに
は、そういった固定金具が、途切れていたり
ワイヤ-のみの箇所も、たまに現れる。
ヴィアフェラ−タに潜む危険
岩壁部に固定された『支点』とワイヤ-間の距離が時に20m以上も、離れていると、この箇所での墜落
は致命的な結果となるので、垂直な壁やステップが壊れている・固定されていない急傾斜・部分では『フェラ−タ・コ−ス』と、言えど基本的なクライミング技術を身に付けていないと、安全性は確保されない。

そういった『整備されていない古典コ−ス』は、完全整備された現代的な『スポ−ツ・コ−ス』とは別の楽しみ方を持っていて、趣も、あって私は好きだが、高山範囲のアプロ−チ道範囲の古い『コ−ス』は、別として現地では人気は無いようだ。

古い『残置ケ−ブル』も金属磨耗・損傷している事が多く、ワイヤ-・ケ−ブルにコ−ティングが施されていないタイプ
が多く。毛羽立ち・細く鋭い金属糸が素手には非常に危険なので、保護用グロ−ブの使用も大切だ。

衣類も、思わぬ引っ掛け・損傷に注意が必要。

人気のない『コ−ス』や、整備が行き届かない本格的なロング・コ−スでは、落石などへの注意も当然・必要。
日本の『登山道』のイメ−ジとは異なり
『フェラ−タ・コ−ス』では、岩壁の垂直部
や覆い被さる様なオ−バ−ハング箇所も
コ−スとして、積極的に採用されている。
純粋に岩壁の中で、登る為に使える補助
設置・金具が途切れている箇所も、たまに
存在する場合がある。

日本の北アルプス・稜線コ−スに設置され
ているタイプの『金属・鎖』類を見る事は無く
直径が8mmから10mm程度の、ワイヤ-
ケ−ブルが主に使用されている。

これらの『固定ケ−ブル』は傾斜が、緩い
箇所では積極的に『ホ−ルド』として前進の
手助けとなるが、垂直部や更に傾斜度の
厳しい箇所では、直接の『手がかり』として
使うのには、無理があり。足場と足場・区間
での墜落・スリップ時に、ケ−ブルを固定し
た『設置・支点』で墜落を停止させる。
フェラ−タでは、基本的に、この『ケ−ブル』
に通して、自分の『ハ−ネス』と繋ぐ用具が
個人装備となり、墜落・停止時の衝撃を確実
に和らげるように衝撃吸収・性能の高い製品
が必要となります。

固定ロ−プ等を、主に水平方向に移動する
為に使用される『タイプ』とは、基本的に必要な
性能が、違うので注意が必要。
同じ様に『ロ−プ・アドベンチャ-』等で使用
されている『システム』とも、違うのでフェラ−タ
独自に進歩・改良された『専用・装備、用具』を
選択するのが重要。
これらの『ヴィア・フェラ−タ専用』に開発、製作された
墜落時の衝撃・吸収、緩和・機能を持った『用具』は
欧州圏のクライミング・メ−カ−から、各種、製作され
市販品の数も、驚くほど多い。

初めて、これらの特殊な用具を購入する場合は可能
な、限り最も最新のタイプ・モデルを選ぶ事を薦めます。

少しばかり、価格を下げて販売される種類のモデルに
は、性能的に現在・主流の機能や性能が含まれていな
い物が、多い。それと、実際のコ−スでの取り扱いにも
最新タイプは、やはり工夫が進んでいて使用が楽だ。

日本から、持参する方法でも構わないが現地で最新
タイプを購入するのが、やはりベスト。しかし、時間的な
余裕を持てない方は、必要最小限の用具は持参する
のが安心だと思える。
最初に、この巨大な岩壁の迷路に似たコ−スを見た人は、一種独特な『ドロミテ特有の世界』に魅了されるでしょう。空間と立体・岩壁の真っ只中に、自分がいる感激や風景の中の自分を、感じる体験はフェラ−タを楽しむ上での、最高の雰囲気を感じさせてくれます。
岩の殿堂と形容される『ドロミテ』の、中にあって・このブレンタ範囲の山々の景観は日本の山岳では
決して、体験できない景観と雰囲気を持っています。
フリ−クライマ−には、比較的・最近では馴染みの深くなって来た『石灰岩』の大岩壁の中を、歩く感覚
感触・体験は日本では、体験する機会が得られない環境です。
2006年10月、このコンテンツを作成中に四国での講師依頼が入りキャニオニング関係での実技レスキュ−や、現地での新しい川遊びプランを地元のカヌ−インストラクタ−達と共に、四万十川・支流で
実施していました。その時にも『フェラ−タ』とシステム・技術に関して日本の山でも使える、または応用しての遊び方が可能。そういった話題の中に、特に川での応用編で話しが弾みましたが、危険性に関しても伝えて来ました。四国から帰宅すると、アメリカ・ウエストバ−ジニア州でのフェラ−タ−での死亡事故に関しての情報を知りました。アメリカにも欧州タイプ?の本格的な『フェラ−タ・コ−ス』が存在している事や、ガイド゜がスク−ル企画としても利用している事は知っていましたが、死者が出る様な事故がアメリカで起きた事は驚きでした。ニュ−ス内容では、安全確保システムの問題ではなく、事故者(初心者)がプロガイド同行中に誤って、確保システム上の通過時に確保カラビナの解除を二つとも行っている時に誤って滑落したことにより最悪の結果になったと伝えていました。
『初版本』と、同じく内容に日本人・登山者やクライマ−には
体験したことも無く、環境的に知る術の無い『ヴィア・フェラ−タ』
独語圏・著者なので現本では『クレッティシュテ−グ』
での、様々な『危険と回避・防御』に、関する情報が提示されて
いるが、和訳の文から、この日本の山岳には存在しないコ−ス
や実際のコ−スでの活動を理解出来る方は、少ないでしょう。

和訳の『登攀路』が、ヴィア・フェラ−タを称しています。

(右・写真)が『続・生と死の文疑点』P51〜から注意・勧告され
ている実例範囲の『危険な現場』こういった例は、ポピュラ−な
山域・コ・コ−スでは、頻繁に見られる。
明らかに、登山者・同士の距離が近く、一人のスリップが後続者
を巻き込む、危険の連鎖が見て取れる。
2006/11/04 (土) 16:00:44