岩質『花崗岩』
場所『六甲山系』

六甲山系に残る、数少ない環境が
保全された「渓流」にある「未開拓」
岩場だったので、舟橋が約2ケ月
程の期間で整備・ル−トを開拓

『整備・前』

『整備・開拓後』

大量の苔・落とし作業が整備の鍵でした

『2004年・開拓・整備』

KとS・メモリアル『リバ−・サイド・ロック』
『岩場』としては公表していない。
沢のコ−スとしては、この数年間で利用者は増えています

数年前から、アプロ−チの舗装林道への車の進入は禁止
されているので、高速道・直下の車道付近に他の車輌の
通行の邪魔にならないように駐車して、徒歩・約20分。


以前からBS利用で整地されたキャンプ・スペ−スは現在も
利用が可能だが2003年の台風の影響で一部、荒れが目立つ。

2008年、沢講習で立寄ると左壁裏側の、下降にも使える細い
ガリ−部に、フイックス・ロ−プが張られていたが、数週間後に
再び、講習生達と直下を通過した時には、そのロ−プは回収されていた。意外と、この岩場で遊んでいる人達が、いるようだ。
2009年、ネット情報にも沢と共に、この岩場でクライミングを
楽しんでいる記録を見た。雑誌などには、情報を公開していない
が、真夏に涼感を求めて沢を楽しむクライマ−には、評判が良いのかも知れません。
純粋に『チヨック』のみの使用で基本的なエイド・クライミングが楽しめる岩場なので他の『六甲山の岩場』とは異なり慎重に利用すれば、ドライ・ツ−リングの練習も可能かもしれない。

ピトン類でのネイリング練習の場所として貴重なので、そういった利用方法は慎重に。
これまでに『クライミング対象の場所』として
使われた痕跡は、見受けられなかった。

渓流の横にある位置から、どこにでも良くあるボルトの試し打ち『跡』は、この岩場の付近の側壁に数本のリング・ボルトと共に数箇所存在しているが、『浦島淵の滝』も含めて本格的にル−トを拓く為の支点の設置などは発見していない。

左壁は前傾気味の節理の発達した、すっきりとした花崗岩・特有の岩場なのでカム類やストッパ−を積極的に使用したエイド・クライミングにも使い易い。
無論、フリ−・クライミングの練習に使用しているが、ネイリングの経験を積む環境が既存の岩場では、現実的に考えて無理な『六甲山・範囲の岩場』としては、ここは利用価値が高い。

各種ロック・ピトンやフック類を使用した技術的な課題を反復練習するのにも使える。

最上部に残してある1本のロック・ピトンはフリ−でのクライミング時のライン指標。


『夏場』は虫対策さえ、怠らなければ渓流沿いの日陰の涼しくて、快適なクライミング環境と得る。周辺の植生は六甲山域の、どこでも同じ様な環境なのだが、季節ごとに少し面白い花を観賞できて、クライマ−以外の人達からは、下流の『蛍』と共に興味を持たれて、大切にされている場所なので注意は必要。

六甲山の岩場の中では、最も狭い渓谷内『谷底・地形』の岩場なので夏場は涼しくて、渓流で泳ぐ環境が残っているので、特に楽しめて貴重だ。上流の滝壷は少し情報が知られてしまったので、近在の中・高生が飛び込みに来るようになって夏は賑やかだ。

右側の岩場はスタ−ト地点の露出していた大岩や土を退かして整地しておいたので、フラットな砂地となり安全が向上。
発見時は緑の『岩場』で、節理やクラックの存在もホ−ルドさえ苔と蔦で覆い隠されていたが、意外と短期間で整備が完了。又、しばらく利用しなければ自然に戻ってしまうでしょう。
それは、それで良いと思っている。
通年、水流が枯れる事の無い『渓流』左岸部に独立した岩場として、周辺の山地・露岩と比べて比較的、風化・浸食による岩質の悪化が少なく、クライミング対象として利用が可能だ。
1983年頃から、六甲山・範囲で渓流沿い、渓谷との関係が位置的に近い『新規開拓の岩場/クライミング・エリア』を8ケ所、過去に記録や公的に情報が出されていない場所のみ、独自に開拓してきたが、この岩場も、その一つ。カンサイ・ヤマケイの『別冊山と渓谷・六甲山』からの、沢の情報に関しての執筆・依頼時の解説や、過去に某・山岳雑誌に沢コ−スの開設と共に、岩場の存在を知らせるヒント的な記録は公表しているが、基本的に場所は少し調べれば私のサイト内の記述で理解できるはず。

リバ−サイド・ロックは他に3ケ所あり。この岩場よりも規模的には全て大きいが、アプロ−チに関してだけならば、ここで紹介している岩場が一番・使い易い。

それと、真夏のクライミング環境としては清流に近い、六甲山としては得難い水流が近くにあって、泳ぎも楽しめる岩場と言うのも、僅かなので(似たような新規・開拓岩場にも良い場所はある)この岩場は利用価値があると思います。記録は公表していませんし、このサイト内にも情報を掲載していませんが、この岩場と近い位置にも少しばかり面白い岩場ル−トが存在しています。講習以外で人に教える事はありません。