この10数年間は、他に選択品が無いほどにアメリカ『5・10/ファイブ・テン』製品を、続けて使用している
最初が『UFO』次が『リンクス』そして『サミット』と続いて、2005年からは、この『エスカランテ』を愛用中。
ロング・ル−トでの使用では、この性能でベルクロ・タイプ・シュ−ズと、いった同じタイプで履きやすいシュ−ズを他メ−カ−品で、あまり見かけない。『リンクス』が非常に履き易く、楽だったが個人的に少しばかりソ−ルの硬さが弱くて、長時間の使用やクラックで不満が残っていた部分を、この『エスカランテ』では、それほど感じない。ダイレクト感覚を期待しては、いけないタイプと考えれば、良く出来た『クライミング・シュ−ズ』だと思える。足指・幅で痛い思いで苦労している人達には、お薦めできます。
クライミング・ツア−大好きなクライマ−の、セカンド・シュ−ズとしても、使えるでしょう。
2007年『継続・使用中』個人的に、ガイド業務でのクライミングでは、最も愛用しています。価格が高いのと、置いているシヨップが少ないのが難点ですが、注文・購入で問題ありません。サイズ適合の問題に関しては専門的な知識と『計測機器』が、利用できる専門店で相談すれば良いでしょう。
『バスク・アッセンダ−』に、履き替えるまで長期間の、私が最も使用していた2種類の『クライミング・シュ−ズ』です。『シュ−ズ』と『ブ−ツ』と、呼ぶ中間的な位置にあったクライミング専用靴でした。特に右の『フランス・ガリビェ−ル社・製品』は、クレッタ・シュ−ズと読んでいた頃の靴の名残を残していながら非常に良く出来た靴で、ロイヤル・ロビンス考案のモデルの完全なコピ−・モデル商品でした。
『オリジナル・モデル』を国内外で約10年以上は、履いていましたので『ガリビェ−ル』のも全く、違和感無く使えた記憶が私にはあります。『EBシュ−ズ』の入手・以降も、このタイプの『クレッタ・シュ−ズ』からの継承タイプの硬い靴を履く機会は、私には多くて、この種類の『クライミング・シュ−ズ』が消え出して、選択できる靴が少なくなり出したので苦労していますが、最近では復権・良さが見直されたのか新しいタイプが登場しています。
12歳の子供が、クライミング専用の履物を購入できるはずは無く、私が最初に岩場で使用したのは当時ならば同世代の仲間達が、通学や運動で履いていた安価な『運動靴』3種類の、靴底の違いを実際に岩場で履き比べてみると、当時は茶色のゴム底の物よりも、白色の薄い靴底の体育館で使うような、一番・価格が安いタイプが六甲山の花崗岩では、使い易いことに気が付いた。次に、地下足袋やテニス・シュ−ズ、そしてハイキング用として、キャンプから遠足、集団登山?等の学校行事でも出番が多かった『キャラバン・シュ−ズ』を岩場に履いて行っては、あれこれ試してみたが使える履物は最も安価な靴底の白い『ツキボシ』の、運動靴だった。ただし、この運動靴は簡単な造りで、サイド面や爪先に何の補強や当て生地が無かったので、3回〜5回も、岩場で酷使すると穴が空き、擦り切れてボロボロ状態になり、周りの友人の靴との、あまりの違いに驚かれていた。
中学生の頃に、かなり遠出して挑戦したのが『裏六甲の百丈岩』
(右・写真)テニス・シュ−ズ履きで、西壁のルンゼ状ル−トに取り
付き、中間支点の無い状態で終了点へ。ロ−プは東京製綱の11
mm20mほどの、今では見ることも無くなった古いタイプを使用。
手持ちのカラビナが、仲間のを含めて、たった3個の頃だ。

仲間は、親父の仕事用の『地下足袋』持参。私も、その頃は入手
できたコハゼが多い、着脱が面倒だった『職人用・地下足袋』を
愛用していて、運動靴と共に岩場には持ち込んでいた。
まだ、運動靴と比較して大差ないと判断していた頃なので、小さな
スタンスで地下足袋、特有の指で挟む感触が使えると盲信してい
たのかも知れない。まだ、草鞋と組み合わせる方法を文章でしか
しらず、周囲で草鞋が購入できなかった時代だ。

高校生になった、大阪『梅田のカンナベ』という登山用具や白馬堂
などに行けるようになっても、専用靴を買える事は無かった。
その頃に『カンナベ』で働いていたO氏に、気の毒?に思われてか
国産の『バイソン』が、欧米のクレッタ・シュ−ズを真似て国産として
は最も、初期のクライミング用の靴を製造、販売していて使い古し
だったが、その『靴』を1足、私に譲ってくれた。
この『靴』との出合が、私にとっての最初の『クライミング専用靴』
の履き始めとなった。
1968年〜1976年まで、国内外を問わず愛用していたのが『ガリビェ−ル社のヨセミテ』同型タイプは『イタリア・ノルディカ社』や、他メ−カ−も殆どオリジナル物と見分けが付かないほどに、コピ−商品的に大量に出回っていたが、性能面では本家者が勝っていた。EBシュ−ズの発祥・本家の英国に長く居住・生活していながら購入できたのは帰国間際で、実際に岩場で使用していたのは、中学生のころの様な安価な運動靴と、この『ヨセミテ』クラックの多い、南部の古典的な岩場や山も歩く必要のあった『スコットランド』や『スカイ島』でのクライミングでは充分に活用できた。
登山靴からの改良タイプ『クレッタ・シュ−ズ』に移行する
短い、期間に登場した『ブ−ツとシュ−ズ』の、中間に位置
する様なクライミング専用靴。『レタポア・モデル』やフランス
『ガリビェ−ル』の、基本モデルの原形はドロミテ製品や
初期のクライミング向きの『登山靴』
『現地・入手のトポ』には、ハ−ド(硬い)ソ−ルの使用は禁止と書かれていたイングランド南部の古典派の『岩場』だったが、出会う地元のクライマ−には当時、珍しかった東洋人の来訪者そして、年若いクライマ−の貧乏は理解されていて、おとがめや注意などを受けなかった。逆に、フラット・ソ−ルの靴を履けずに苦労している私に同情的な視線を向けて、壁下から声援を贈ってくれるクライマ−は多かった。時々、運動靴に履き替えては『ボルダリング』を、楽しんだが緻密な砂岩系の岩肌では、思うようにはフリ−クションが効かず課題を解決するのに、随分と苦労した。履物の違いは端的に成果に現れるのだが、余計な苦労はトレ−ニングとしての負荷と言う意味では力を付けるのには最適ではあった。帰国前に、ようやく購入・使用できた『EBシュ−ズ』を履けば、それまでに苦労した課題が、あっけなく解決。宿題の様に残してあったル−トも完登して、満足した思いで、この地を離れる事も出来た。
情報・整理中 Friday, 23 October, 2009