クライマ−用のアプロ−チ兼用靴
1960年〜70年代には、利用できなかったクライミング用シュ−ズ。クレッタからの進化系タイプとトレイル・ランニング系から80年代から、様々なタイプが登場している。
『ファイブ・テニ−&ガイド』等を履き始めてから、この種の靴を履き続けている。60年代の終わりに、使い始めたクライマ−が存在した、安物の運動靴や70年代のクレッタ類とは根本的に違って、とても履き易く機能的だ。『スノトレ』に刺激を受けて『ガントレ』と呼ばれた、最も初期のアプロ−チ・シュ−ズと比較すれば、現在・一般的に使用されている高機能シュ−ズは、ソ−ルそのもからしてクライミング対応が可能だ。
コフラックの外靴に靴下カバ−と兼用で氷河のアプロ−チまで試用した『クライミングに使えた』アプロ−チ・シュ−ズ。こんなので、古典ル−トならば、対応していた。日本国内では無雪期の前穂高岳・北尾根でのガイド山行や滝谷のド−ム中央稜ル−トも、これ1足で自宅からル−トまで使えて、とても便利な1足だ。特に、踝まで隠れるタイプの数足は『フェラ−タ』でも使っていて、スポ−ツ・フェラ−タ−のル−トでは、とても重宝すると認識していた。昔はエイド・ピッチの開拓で、使い古した安物の運動靴をグル−で補強、破れた箇所にガムテ−プを張ったりしながら、酷使して足の痛みも我慢して使用していたが、最近は、この種のグリップ性能にも優れ履き易く、軽く丈夫なシュ−ズが、いくらでも好みで選べて便利になった。

愛用品はアメリカの『5・10社・製品』最も、初期に入荷したタイプから履き始めて2007年の11月・現在
で、同社シリ−ズの類似シュ−ズだけで1ダ−ス程度は、履き続けている。
最近も、新機種を1足、購入してしまった。渡欧時にシャモニ−で『フェラ−タ−対応・用』として購入した
タイプや旅行中にスニ−カ−使用で、購入したのも『5・10モデル』で、日本未入荷の物も含む。

サロモンやミレ−そして、国産モデルも履いてみたが、個人的には『ステルス・ソ−ル』使用の5・10製品
が好みなので、つい新機種が発売されると興味を惹かれてしまう。
ウォ−タ−・ジャンル対応品も数種類、キャニオニング使用を前提に、これまでに購入して来たが、まだ
これはと人に薦められるレベルの高機能シュ−ズには出会っていない、個人的には利用価値が高くて
使用を継続している『靴』は、あるのだ・・・・・
最後期の『クレッタ』とでも呼べる『シュィナ−ド・バスク・アッセンダ−』ハ−ド・タイプの最後のクライミング・シュ−ズ(ブ−ツと呼んでも、差し支えない堅さと形状)2足目の私の、愛用品は穂高での長期山行・時にアプロ−チから、クライミングまで長く使用していた。屏風岩1ルンゼなどでのフリ−で、全く支障を感じなかった頃だが、使用者が多かった割には、その評価を聞く時間的な余裕も無く『フラット・ソ−ル/クライミング・シュ−ズ』全盛期と重なって、消えて言った靴だ。クラックでの使用感触にも優れていたし、エイド・ピッチで、これほど快適・高機能な靴も当時は少なかった。アゾロやドロミテが模倣品を発売し出したのは、時期としては遅過ぎたようだ。それでも2000年・以降も幾つかのメ−カ−は、この種のクライミング・モデルの靴を製造しているので、世界的に見れば必要性は残っている。ただ、日本のクライミング環境や状況を見ると、このジャンルの『靴』が切実に必要だと要求されるとは思えない。

『ビッグウォ−ル装備』の一つとして区分される種類の靴かも知れ無いが、もう少し保温性にも工夫されたタイプが登場しても良いとは、個人的に考えている。