Monday, 09 April, 2007 製作・準備中
原材料の不足と、原価高騰の影響を受けて2006年度からの『ミゾ−製品』のアックス類では、シャフト部のみチタンと同重量のクロモリ鋼材に変更し出したとか、購入者・側の意識とすれば同一・価格と言うのは少し不満が残る。私は、材質・変更前のオリジナル物を購入していたが、シヨップに入荷したシャフト部の材質・変更品を手にしても材質の違いによる、感触の違いは受けなかった。

デザイン的に、特筆すべきフォルムや特殊な機能を有しているアックスでは無いのだが、重量的なメリットは他の同一・形状サイズの各種アックスと比較すれば、格段に軽量。ブレ−ド部も、最近のアイスクライミング指向で好まれている、小型タイプでは無くてオ−ソドックスな堅雪・斜面でのカッティングに適した大きさ。
このタイプの大きさを持った、アックスのブレ−ドは実は最近では少なくなっている。

シャフトに巻かれたグリップ・テ−プは『自己融着テ−プ』の、単純な重ね巻き。
特筆すべきものでは無いが、自分で巻き直すのには便利だ。強度面での弱さは、軽量化を徹底していると考えれば許せる範囲。
ピックの先端部が欠けた『スイス・メ−ド』の、クラシカルなフォルムが美しかった木製シャフトの『アックス/ピッケル』を手にしてから、40数年の年月が経過して数十本の『アックス』を、使い続けて来たが『記憶』に強く残る用具として語れる本数は少なくなって来た。木製シャフトから、単純な『メタル・シャフト』そして、木製シャフトに似た感触の『レキシロン』そして、再び特殊なウッド・シャフトへ、そして最先端に進化したメタル系シャフトに移行して、その期間の中で『カ−ボン・シャフト』も使用した。生まれて初めて使用したのはイタリア・カンプの当時としては最先端・機種の『カ−ボン・ガバ−ル』このモデルから『カ−ボン系シャフト』の有利な点と、欠点も体験した。