2007年6月『北海道・道南での渓流・川釣り旅』後半ツア-
道東の釣り場・環境と比較すると、本土・特に関西範囲の釣り環境に慣れ親しんでいる私には『道南』の渓流は馴染みやすい。アプロ−チの問題や、ベ−スをキャンプとして山に入るのにも、他の道内環境と比べても道南は誰にでも親しみやすい感覚を覚えた。キャンプ地と温泉、そして情報の入手しやすさ、小渓流が関西では経験できない『山女・アメマス・蝦夷岩魚』を、テンカラ装備で、手にし易いのも道南の良さかも知れない。東北や台高の渓にも似ていて、山での釣りも対応しやすい、熊対策や北海道・ならではの自然環境への対応は別だが・・・
道南の日本海側の風景は、独特だ。小さな海岸沿いの
町には、津波対策で家の裏から高台への、避難路が整備
され出していて、この辺りの緊急時対策は『奥尻』の悲劇
の教訓から導き出された、現実的な対応だ。
太平洋側の和歌山県や四国の、海岸線と比較してしまう。
やはり、これぐらいの最低限の対策は必要なのだ。

浸食・岩壁や特異な形状のピナクルなどを見ながらの
ドライブ環境は良いが、山を感じる箇所は意外と少ない。

海岸線に沿って、巨大な『風力発電用・風車』を数多く見る
海岸線の公共工事も、頻繁に目にする。
徐々にではなく、意外とハイペ−スで環境と風景は変化し
変り出している地域なのかもしれない。
無料『キャンプ場に近くの露天風呂』
最適、釣り旅ベ−スの一箇所は、秘密。
探して下さい、真駒内のキャンプ場も平田内のキャンプ場も、良いと思います。特に平田内で子供達をキャンプさせるのが良さそうでした
釣り環境に関しては、ベストでしょう。

本格的な渓流釣り『ポィント』は、やはり山です。どうも道南周辺の釣り人は、歩かないようなので?穴場は、いつまでも保全されていそうで安心。
道内では渓流魚の食味で『ヤマメ』が、一番と考えられて来たと言います。私はアマゴも岩魚も、それぞれに味わい豊だとは思っていますが、今回は特にヤマメを様々な調理方法で満喫しました。シンプルな塩焼き。
まだ、海岸線沿いに繋がっていない唯一と言える地域。車道の端を見に行って来ました。
次回の再訪時には、使ってみたいと考えている高台の『キャンプ場』風が強そうだ。
北海道での『渓流釣り』は、東北を含めた本州山岳部で言われる『渓流ジャンル』と少し内容が異なる。渓流の言葉から連想するフィ−ルドの遠方感や、隔絶された自然環境と北海道、特に道南と称される、海岸線から簡単に入渓する事が可能な川と、あまりにも違うからだ。これが、道央から東と北の根釧原野・上流域や知床半島の渓流範囲とは、決定的に違う部分なのだろうが、海岸線から本州で言うところの『渓流』が始まると言う事だけならば、道南の日本海側・渓流と同じ、海に囲まれている知床半島の渓流も、ある意味では渓流の位置する環境は同じ様に見える。それでも、道東・道北・知床半島と、道南の『渓』に住む、トラウト類には大きな違いがあるようだ。
道内の渓流・河川ならば、その川の自然状態が過去からと同じ様に保たれているならば、必ず流域のどこかに『アメマス』は生息しているだろうと言われている。それは、今となっては夢物語の範疇のたとえ話の中での、話しだが・・・『アメマス』は力強く、見えるが・・・・
北海道での河川の、釣りに関しての法的な規制や厳格なレギュレ−ションに関しては、余所者から見ても大きな矛盾を感じる部分もあるが、限りある資源の保全や環境そのものを、点としてだけ考えずに大きな面として見て考えた場合には、この厳格さが要求されると、理解出来る部分もある。そういったも幾つかの矛盾を感じる規制以外の『釣り人・自身』が、暗黙の了解で守って来た規制・拘束力のない『モラル&ル−ル』には、かなり危ない、脆弱で疑わしい部分が見て取れてしまう。特に道南の『岩魚/イワナ』を釣ることに関しては、渓流魚の保護に、必要な禁漁期間という概念が、北海道『道南・地域』には、信じられない事に存在していない。
要するに『岩魚釣り期間』に、オフと言う考え方が無くて、釣り人の望むままに、条件さえ許せば、ヤル気のある釣り師ならば1年中、渓流に入って『岩魚』を釣れるという事だ。

この事実は、本州・関西範囲で渓流釣りを嗜む、楽しむ私達には一種の驚きを超えて、不安感を抱かさずにはおかない。秋期の産卵期さえも釣りをする事を禁止したり、規制する方法が現実的に存在していないのだから、内水面魚種保護に関しての、あれほどに厳しく法的な罰則も厳格な、この北の地の渓流釣り『環境』の中の矛盾の一つだ。

『規制』が見当たらない、道南での『岩魚』は確かに橋で繋がらない『北海道』ならではの存在。
津軽海峡の向こうの、東北の岩魚達とも学術的にも、分類的にも違うと言われているが、元々が各地の生息場所により個性豊かな魚種なので、私には『蝦夷岩魚』と『ニッコウイワナ』の差異を確実に区別できないでいる。北海道に生息し、命の継承を続けて来た『岩魚』は全てが天然魚。渓流の範囲の中でさえ、斑紋の違いや顔つきが変る。この辺りは、分類学上は全て『蝦夷岩魚/エゾイワナ』らしいが、東北で出会ったのと同じ様なのにも、北の渓流で出会う事が多い。こいつは、はたして『日光岩魚』の親戚なのか、本物の『蝦夷岩魚』なのか判然としない。魚にすれば、そんな事は関係ないのだろうが、北海道は面積も空の空間も広いが、魚達の生息環境も、やはり広大で様々な変化を感じてしまう。

道南範囲での私の、僅かな体験では道南で出会う『岩魚』の魚体は美しく、アベレ−ジ・サイズは当然ながら
国内各地の渓流域で、一般に見られるサイズよりも大きい。源流の超大物や湖の潜水艦と称される、一種
幻の『大岩魚』に匹敵する、サイズの大物も道南では意外とアプロ−チの便利な、砂防堰堤プ−ル等にも
潜んでいると言う。この辺りの感覚が、東北の渓流・渓谷との大きな違いだろう。
道南の渓流では、入渓規定や規制が最も甘く、将来を考えると余所者には危うい存在に見えてしまう『岩魚&雨鱒』中小渓流での、釣り人自身の自制・自省が、必要なのかも知れない。
道南を半島ぞいに一周する予定ではなかったが、亀田半島の端っこの『水無浜の露天風呂』には立ち寄りたかったのと、途中で知った『浜の湯』と呼ばれている、温泉情報などには紹介されていない地元の漁師さん達が利用していると言う、海岸の温泉にも、興味を抱いたので室蘭や函館と言う都市部も経由地として、少し観光地にも寄り道して通過した。道央部分は、今回は数箇所意外は立ち寄る、予定ではなく八雲から高速を利用。登別に立ち寄った意外は、海岸線沿いに日高を目指す。
Wednesday, July 11, 2007
行き止まり車道なので、観光客が頻繁に立ち寄ると言う場所ではなくて、温泉を示す標識や看板も経由地で見ることは無かった。そして、現地に到着しても、ここが『温泉』だと言う事が判るような看板類や目印となる施設や、建物も存在していないので、感の悪い人には、場所を見つけるのは難しいかもしれない。
予め、到着予定時間と満潮、干潮の時間帯を計算しておいたので、ゆっくりと海の温泉を楽しんでいると、夕刻の満潮の時間帯となり、潮が少しづつ満ちて来た。野趣豊かな海の露天風呂
基本的には、キャンプ地ではタ−プを張って
椅子とテ−ブル、ファィヤ-・ベ−スを設置して
数日間を過ごすのが、好みなのだが移動途中の
宿泊には、以前に通過した時に見ておいたか今回
の様に、周辺範囲を何度か通過した時に、下見して
おいた場所で、小型テントだけを利用して休息・就寝
早朝には移動を、開始するという場合もある。

モンベル・タイプの小型テントも良いが、本当の悪天候
や、緊急的に山に持ち込む必要な場合を考えると
この、上の写真の様な強度重視のタイプの小型テント
が、やはり使っていて安心出来る。
これは、今冬・購入したばかりの最新の冬季仕様の
二人用のド−ム・テントだが、デザィンが優秀で室内
空間が広く、フレ−ム・テンションの剛性が高くて、降雨
に強くて、非常に快適。

新品だと言う事もあるが、フライ・シ−トの撥水力が強力
なので、移動日の朝に簡単に乾かせて、畳めて便利。
『真駒内と、もう一つのキャンプ・ベ−ス』滞在中に、頻繁に立ち寄って給油していたGSで、情報が得られた数箇所の渓流のうち、移動日の途中に簡単に立ち寄れそうな、二つの小渓流で竿を出してみた。
『岩魚』なら、絶対に釣れるから。と言う親切な助言に従って、林道を、ほんの少し入った場所で、確かに岩魚が簡単に釣れた。本道車線から10分ほど、山に入った場所で林道に車を止めて、気楽に竿を出しただけで岩魚が釣れるのだから、本当に驚いてしまう。
餌は、補充していなかったので、毎晩テントの外側の生地に張り付いている小さな毛虫や、タ−プに同じく張り付きに来る、名も知らぬ甲虫を、キジバリに刺して使ってみた。支障なく、岩魚が食い付く
この『釣り場・環境』の、あまりの好条件に驚くが、少し不安にもなる・・・・いいのか?
まるで、知床半島の渓流のオショロコマの様に
大きな毛鉤に、食い付いて来る道南の『ヤマメ』
岩魚と比較して、臆病で繊細な筈の渓流魚の
代表格だが、あまり人の入らないような渓流では
毛鉤に関しての、ストレスに曝されていないのかも知れない。
同じ様に『蝦夷岩魚や雨鱒』も、毛鉤に反応する
小さな、スピナ−やスプ−ン・ルア−の効果は
他の、地域と比較しても抜群だ・・・・・・
各種『自作・毛鉤』を、試してみた。
一般のテンカラ毛鉤のサイズから、見比べれば誰も信じないようなフック・サイズが役立った。
車のドアを開けて、スリッパ履きのまま・・・適当な虫餌を付けて・・
こんなに、簡単に岩魚や雨鱒を釣ってしまっては、申し訳ない・・・・・・
町営の風呂の中で、知り合った農場経営のオヤジサンに、自宅まで貰いに行って分けて貰った暖炉用・薪を3晩の焚き火に使わせて貰った。感謝・・それと、野草の秘密場所まで、教えて頂き感謝であります。
やはり夏の最盛期・前の6月は良いものだ。シ−ズン中は、大勢の家族連れキャンパ-で大賑わいの広い芝面のキャンプ場も、今は毎日が貸切・専有状態。太陽が顔を出すと、キャンプ場の斜面で一斉にタンポポの花が開き出し黄色いジュ−タンを敷き詰めたように見える。鳥の声意外は聞こえない、静かな夜を過ごせた
ベ−ス用の6人用ド−ム・テント1張り、強度のある山岳用・小型テント1張り、緊急用のツエルトとは別の予備テントを1張り、大型ヘキサ・タ−プにペンタも1セット。これに渓流ビバ−ク用シ−トも1枚、持参。流石に、今回は折畳みベッドは置いて来た。ハンモックが欲しいと、思ってしまう・・・
夜間走行は基本的に、旅の途中で行わないのが私の流儀なのだが、一度だけ『道の駅・利用』で、短時間だけ休息しようと止まってみたが、やはり山と比べて、とてもじゃないが休養など、出来ずに移動の為、車を走らせた。装備があるのだろうが、最近流行の『車中泊で道の駅』は、私には向かないようだ。
最高の天然・露天風呂
夜景が有名。ただし私は六甲山ファン
ドライブ・マップや観光用の『温泉情報・雑誌』の類には
紹介される事は、殆ど無いのが地元の人達の利用して
いる町営施設や、福祉関連・施設の中の温泉。
ホテルや旅館の外来客・日帰り入浴用の温泉とは比較
にならない質素さだが、本当は旅の途中に利用するに
とても良いものだ。
特に、現地情報の入手には最適。
温泉つながり・・・次の『穴場』を知る機会だ。
斑紋が、くっきりと主張している『北海道・・渓流のアメマス』
『北海道・無料100湯』にも、紹介されていた浜の湯